超多忙続きでまだもう少し忙しくなりそうな私ですが、今回の日記は日本語にて失礼致します。
6月25日にアメリカミシガン州からの交換留学生として高校生の男の子をあずかりました。元々この話は全くなかったのですが、先月末に急に滋賀県庁教育委員会→娘の高校→我が家と連絡があり、今年の9月から3週間ミシガンに行ける席が2席空いてるので何とか行ってほしいという依頼があって本人の気の進まないまま引き受けてしまいました。日本人はなかなかNO!が言えない国民だと思います。去年このプログラムに申し込んだもののインフルエンザで中止になった事や、今年は高校2年という事で多忙なので無理だと言う事だったのですがそれでも引き受けてしまいました。
県庁からの連絡がなかなかなく、やっとマッチングで生徒さんが決まったのも1週間前。女の子だと最初わかったのですが、娘のクラスメートのお父さんが異性は自信がないので替えてほしいと言われて、 お願いを受けてしまいました。娘としても男の子だと気を遣わなくていいのではと思ったようです。なので我が家は男の子が来る事になりました。
サイズが何と5XLもある男の子、我が家の普通車では狭すぎます。100kgを越えていて相撲取りのような体型です。それでも何とか連れて帰ってきました。文化祭や体育祭前の多忙な時期ですが、ミシガンからの生徒は各学校の生徒の所にホームステイして一緒に学校に通学します。朝5時半起き・・・という日もあり2人を一緒に学校に出すというのは今回初めての経験で大変でした。
17歳の子だと娘より1学年上なので何でも出来ると思ってました。しかし朝寝坊は当たり前、夜もご飯も食べないでバタンキュー、そして夜中に起きて夜ご飯を食べたいと言う、真夜中4時半に起きてテレビを音量大にして聞く、もちろん私達は起きてしまいその後全く寝れず、娘の部屋に何もノックしないで勝手に入ってくる、洗濯物を出すように言っても何日もためて部屋がすごい臭い、いびきが夜中ずっと聞こえてみんなが寝れないなど、大変な日々が続きました。
私は寝室を移動しましたがそれでも二階までいびきは聞こえ、私と娘は1週間で寝れたのはたった1日で寝不足と過労で食事までのどを通らなくなってしまいました。
それより何より娘の学校ではどこ行く時もトイレまでついてきて全く離れないとの事、お友達としゃべってても邪魔をする、朝から晩まで”何でそんな冷たいの、何で1人にするの”とすねる、朝1から君はどうして毎日寂しそうな目をするのと1日に何回も言う、道を渡る時にも車に全く気をつけないで
渡る、注意しても全くきかない、電車の中でも寝てる人の横で大きな声で鼻歌を歌う、などで娘の
ストレスもピークに達してしまいました。それでも引き受けた以上は頑張って私は世話をして、何か
問題があればどうにかなるようにアドバイスをしてきました。でも全然通じないしわかってもらえないのです。
”私達の生活スタイルに合わせて下さい”が1番のお願いだったのですがその趣旨も違う方向にいきます。早く寝るのは結構ですが夜中起きるのは問題です。でも夜中起きてしまうと何かしたいのに我慢してると言うのです。
私に何時に寝ますかと聞かれ12時前後というとその時間まで起きて頑張ると彼は言います。
頑張ってもらっても何の意味もないし朝を寝坊しないできちんと起きてもらえればいいのですが
全然それも出来ません。帰宅後も暇そうだったのでパソコンがしたいと言う彼に貸してあげると
何時間でもアメリカの友人と大騒ぎ。それはまあまだ良いのですがご飯ですよの声かけしても
まだし続けるし、私が用意してても何度も呼んだりパソコンでゲームしたらとかyoucubeの画像をおもしろいから見たらと言います。全く空気すら読めません。
金曜は朝5時半起きの日でした。前の日に毎晩確認してきましたが彼は起きてきませんでした。
たまたま娘が過労で全く立てないほどでその日は学校に行けない状況でした。彼は6時半に普通に起きてきたので私は我慢の限界で彼に言いました。
”昨日私が何時に起きなさいと言ったのを覚えてますか”
”うーん、覚えてない”
”あなたは私の言うことを毎回覚えてないんですか”
”いや、覚えてます”
”じゃあ今日は何故又寝坊しましたか”
”アラームが動かなかったからです、時間がアメリカ時間だったので”
”日本に来てもう1週間たつけどアメリカ時間のままなのですか”
”はい”
”あなたはアメリカで毎日お母さんに起こしてもらってるの?”
”うーん”
”あなたの寝坊のせいでうちの家族が迷惑してるのをわかんないですか”
”ごめんなさい”
”ごめんなさいですべておっけ~と思ってるの”
”はい”
”夜中1度起きたので寝坊しました”
”私は毎日ほとんど寝てないけど毎日朝寝坊しないで起きましたよ。私が毎日寝坊してごめんなさいと言ったらあなたは私の事を許すの”
”はい”
”おかしいやん!子供じゃないんだし朝起きるのは当たり前でしょ”
”ごめんなさい”
”あなた娘に毎日トイレまで追いかけてますね。冷たいとか寂しいとかずっと言ってるけど彼女はあなたのお母さんじゃないんだよ、迷惑なのわからないの”
”彼女をもっと知りたいからです。なのに彼女は私を避けます”
”日本ではね。つきまとってまで知ろうとしないの。彼女はあなたのものじゃないのよ。何故彼女が
しんどいと思ったか考えた事ないの”
”彼女を守ってあげたいし知りたいからいつもずっと一緒にいたいんです”
”もう私はあなたの面倒を見る自信が全くない”
”いえお母さんなら出来ます。絶対出来ます”
(本当はここでI have no confidence to take care of you any moreと言ったのだけれど I don't want to
take care of you any moreと言うべきでした。日本人の私は傷つけないようにやんわり言ったので
これが誤解の素でした)
もう限界だと思いました。ホストファミリーは彼で11人目で今は5年目になります。今回はもうギブアップしました。娘の学校の担当の先生にお願いし、県庁の教育委員会の方とアメリカの引率の先生、その他の方が3時間半その日に協議されて英語の先生のおうちにホームステイすると連絡がありました。金曜の7時に先生と彼が来るから荷物を取りにきますとの事でした。
整理に時間かかるかなと荷物もスーツケースに入れていきました。スーツケースの中にはこぼれた
シャンプーかリンスもありべたべた、その辺から小銭もじゃらじゃら落ちてきたし、カメラの大事なメディアもごみの中から出てきたし。。。もう情けなくって半分泣きながら片付けをしました。
彼と先生は7時に来ましたがお世話になりましたとかありがとうの言葉もなく帰っていきました。
金曜の晩に1週間ぶりにご飯もちゃんと食べれよく寝れました。娘も金曜は1日ぶっ倒れてましたが晩には少し食べれるようになり。。。
こんななんだと色々あって我が家は本当に大変な日が続いてました。何事も経験だと言いますが
今回で思ったのは高校生でも自立出来てない子がいると言うことです。朝自分で起きて晩もきちんと寝る、家族の生活に合わせるなんて普通の事だと思ってたのですが現に出来ないお子さんもいるんだなあと実感しました。今回のプログラムで娘は彼の家に滞在の予定だったのですが、こんな事態になったのでもう行けないと思います。ミシガンに縁はなかったのでしょうか。
そして最初からしんどい、きついと愚痴りながら1週間頑張った娘に申し訳なく思います。日本人は
嫌だとか物をはっきり言わない人種です。優しいといえば優しいですがそのせいで異国の人には誤解を招く事もたくさんあります。彼が今回の経験で成長してくれるかはわかりませんが、我が家はこれにこりず又英語学習とホストファミリーは続けていく予定です。
さて次回は頑張って英語で日記書かないと。